2010年10月03日(日) 【相談を受ける者として】 話し合いの中で、誰かと言い争いになるようでは、相談に乗る人間としてはまだまだ未熟だな、と自分に感じています。 話しを聞いたり、話し合いをする時には、 感情的にならず、常に冷静に正確に「情報」を整理しながら、落ち着いて考えなければと思います。 感情的にならない為には、相手の言い分を理解しようとする事が必要だな、と思います。 自分が言いたい事を一先ず置いておき、 まず、相手の言い分を堅調し、否定でも肯定でもなく、「この人はそうなんだ」と理解する事が必要な事なのだな、と思います。 自分の言いたい気持ちを一旦置いておく為にも、ノートに書き留めながら話し合いをするのも良い方法だな、と思っています。 ・感情 ・実際の周囲の現状 この二つは、真逆にある場合もあります。 「私はあの人に嫌われてる!」 「周りは別に嫌ってない」など。 しかし、只、「別に嫌われてないのよ、あなたの考え過ぎよ」と、押し付けても、本人には納得がいかないと思います。 感情も受け止めてあげる。 現実も冷静に見極める。 どちらも大切に扱わなければならないのだと思います。 簡単に「こうすれば良いじゃない」などと言ってはいけない、と思っています。 共に悩む、悩みを共感する、相手の想いに寄り添う努力をする事が重要なのではないかと思います。 私は足を粉砕骨折し、日常生活が不自由になって初めて、「身体が不自由な方の気持ちを解っているようなつもりでいたが、自分が思っていたものよりももっと深く、複雑なものだ」と気付かされました。 私の怪我は、数ヵ月で治るけれど、不自由と一生共に生きて行かなければならない方々の想いは、私にはまだ理解出来ないくらい計り知れないと思います。 その様に、「相手を理解したつもりになっている」事も多い気がします。 その思い込みのせいで、実は相手との間に、どんどん溝が出来てしまうような気がしています。 自分の偏見や価値観で、相手を決めつけるのではなく、 正しい知識や心理学などを学び、落ち着いて相手の話しに耳を傾け、感情的にならず、常に冷静に情報を分析し、判断し、共に悩み、考え、沢山の選択肢を提案して、 本人が、落ち着いて考えられるような環境の中で、 ゆっくり自己決定が出来る様なお手伝いが出来たら理想だなぁと考えています。 皆さんも、どなたかの相談に乗る時には、この事を何かしらの参考にして頂けたら嬉しく思います。 自分が相談に乗ってもらう側だったら・・・と、考えてみると・・・、やはり安易に否定や押し付けはされたくないなぁと思う事だと思います。 「相談」には、 ・本当に解決したい ・本当は、自分の意見は決まっているので、それを肯定してもらいたい ・只、話したいだけで解決する気は、実はあまり無い といった場合に分かれる気がします。 その辺りを見極めて話を進めないと、お互いに歯痒い時間になってしまうかもしれません。 私はあまり、メンタル的な事は人に相談しません。 悩む時には、学びを得ようと思います。 沢山の情報と知識、自分の現状と感情、どう在るべきか、どうなりたいか・・・と考え、解決法を検討します。 すぐにはっきりとした答えが出ない事もありますし、頭では決断しても、中々感情をコントロール出来ない事もあります。 自分との戦いです。 きっと、悩みを相談する側も、される側も、自分自身との戦いがあると思います。 自分自身と戦う者が、きっと問題解決への糸口を掴める様に思います。 「相談者(相談する側)」にはちゃんと対応出来るのに、自分の旦那や子どもなどの家族や近い相手には、 冷静な対応が出来ない、という姿もよく見掛けます。 私には「家族」がいない為に、その垣根の違いはよく解りませんが、 只、出来る事なら、家族間でも、「相手を理解しようとする努力」を惜しまずにいられたら、もっと安らぎの家庭を築けるのではないか?という疑問はあります。 これからもその事をじっくりと考えて行きたいと思っています。 自分自身の為に。 21:54 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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