2011年03月26日(土) 【解決策が見付からない。】 被災地で、ひとつのおにぎりを食べるお子さんに、テレビ番組のレポーターが「それでお腹いっぱいになる？」と、質問する事に対して、保育に興味を持つ方々は憤りを感じているとネットにありましたが・・・ お腹いっぱいじゃない事が明らかに解ってるのにする質問。 何の為？ 視聴者の為。 そのレポーターが悪いとは思いません。 個人レベルじゃなくて、国レベルで、日本はそういうレポートをする事を必要と思う人がいて、そういうレポートを観て「お腹いっぱいにならないなんて、なんて可哀想なの」と同情する人がいる国だという事なんだ、という現状があるんだなと。 今ここに来て、個人を叩くより、日本の教育の内容に対して改善を要求するような署名運動でも始めた方が良い気がします。 お金貯めて政治家になって、堂々と「教育」について意見しなきゃ、きっと何も変わらない。 いや・・・政治家になれても変えられないかもしれない。 大人になると、多くの人が「（心の）教育」に興味を持たなくなる気がします。 子どもは何となく育つだろう、育てられるだろう、と思っている。 だから、被災地でひとつのおにぎりを食べるお子さんに、「お腹いっぱいになる？」などと平気で聞けて、それを放送して、それを良しと思う人間に育つのだと。 災害が起きてから、メディアでは失言が目立ちますが、失言ではなく、普段の考え方がついつい出てしまっただけだと思います。 失言ではなく、本音。 そんな方々を「クズ」だと叩く方々も多いですが、失言をされた方々は、「（心の）教育」をおろそかにされた被害者たちなのかもしれません。 被害者さんたちに「クズ」と言う方々もまた、被害者かもしれません。 被害者だらけの日本。そう思わずにはいられない。 誰が悪いとか、そんなレベルではないな、と。 私自身も被害者だと思っています。 被害者なのに、他人に被害を与え、加害者にもなりました。 そんな悪循環。 そんな風に考えると、誰の事も責められないけれど、只、胸が苦しいです。 解決策が見当たらない。 10:31 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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